
ウェストハムがイングランド代表FWジャロッド・ボーウェン(26)との契約延長に乗り出しているようだ。
ウインガーでありながら過去3シーズンで2度もプレミアリーグ全38試合出場を達成しているボーウェン。個人でリーグ全試合出場、チームとしてヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)優勝を達成した昨シーズンを経て、今季は開幕から5試合で3ゴール1アシストと絶好調だ。
この活躍を受けて9月の代表ウィークで約1年ぶりにイングランド代表復帰とはいかなかったが、昨季残留争いを強いられたウェストハムはボーウェンにけん引される形で現在6位。イギリス『90min』によると、ウェストハムはボーウェンに契約延長と昇給を用意しているという。
2025年6月までとなっている契約の延長期間や給与に関する具体的な数字は出てきていないものの、中堅と呼ばれる年齢になっても成長を続けるボーウェンはデイビッド・モイーズ監督率いるチームに欠かせぬ戦力。協議はすでに始まっており、合意に向けて懸命に取り組んでいる模様だ。
リバプールのエジプト代表FWモハメド・サラーにサウジアラビア行きが持ち上がった際、エース売却を頑なに拒否しつつも、万が一に備えてリストアップしていたとされるのがボーウェン。ビッグクラブも実力を認知する26歳は長期的にウェストハムに滞在することになるのだろうか。