【台風13号】大雨による土砂崩れ293件に 茨城

被災情報

茨城県災害対策本部は18日、台風13号に伴う大雨による土砂崩れは、8市町で293件になったと発表した。日立市で新たに115件の報告があった。

同日午後5時現在、建物の浸水被害は11市町村で1440棟を超えた。このうち、住宅の床上浸水は7市村で608棟。北茨城市が284棟に、日立市が153棟にそれぞれ増えた。床下浸水は11市町村で724棟となった。

災害ボランティアは、日立、高萩、北茨城3市で3連休中日の17日、900人が活動した。11日からは延べ約3000人。市民からの派遣要請の件数のうち、対応できたのは約6割。

避難所は北茨城市の3カ所で4人が避難している。一般道は県北地域の県道4路線で通行止めが続いている。

【県内の大雨被害】
死者 2人
軽傷 2人
住宅床上浸水 608棟
(北茨城284、高萩162、日立153、常陸太田2、ひたちなか2、水戸3、東海2)
住宅床下浸水 724棟
土砂崩れ 293件
避難所の避難者 4人
(県まとめ18日17時現在)

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