【盛岡・はまぎく賞】ダットが10馬身差圧勝…高橋悠「芝適性も凄く高い」

18日、盛岡競馬場で行われた10R・はまぎく賞(3歳・芝1700m)は、高橋悠里騎乗の1番人気、ダット(牝3・岩手・永田幸宏)が快勝した。10馬身差の2着にロゴデザイン(牡3・岩手・千葉博次)、3着にファイナルワンダー(牡3・岩手・飯田弘道)が入った。勝ちタイムは1:44.2(稍重)。

2番人気で塚本涼人騎乗、リュウノマサム(牡3・岩手・酒井仁)は、8着敗退。

1着 ダット
高橋悠里騎手
「レースについて特に指示はありませんでしたが、先生は揉まれたくないなという話をしていて。ただ馬群の中にいても抜け出す脚がある馬なので特に気にしていなかったです。先行していて、後ろから馬が来たらまた伸びてくれると思っていたし、それだけの手応えも十分にありました。セーフティリードだなと思って直線に向きました。良いタイムで勝ってくれたとおり強かったですね。芝適性も凄く高い馬です」

永田師「折り合いつけば距離問題ない」

はまぎく賞 口取り (C)岩手県競馬組合

永田幸宏調教師
「スムーズな競馬ができて、強い結果でしたね。返し馬に出た時点でちょっとカリカリしていたのでスタートから無理に出していかないように、と騎手と話し合っていたんですけど、馬なりでスムーズに前に行けたのであとは折り合いだけだと思って見ていました。元々血統的にも芝・ダ両用、盛岡のような力のいる芝も合う馬だろうと。追い切りも動いてくれたので力は出せると思って送り出しました。今日のレースを見ていて折り合いさえ気を付ければ距離も問題ないだろうと感じましたし、次の2400mのレースでもこれなら楽しみですね」

ダット 8戦3勝
(牝3・岩手・永田幸宏)
父:ドゥラメンテ
母:ピュアウィッシーズ
母父:Manduro
馬主:鈴木康弘
生産者:奥山牧場

【全着順】
1着 ダット
2着 ロゴデザイン
3着 ファイナルワンダー
4着 オスマン
5着 フォーバーズ
6着 トーセンダリア
7着 クラウンエンペラー
8着 リュウノマサム
9着 シャーロットローズ
10着 ケイティベガ
11着 ペルトラン
12着 ララベルダム

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