奈良・休ケ岡八幡宮で4年ぶり奉納子供相撲 土俵で白熱の戦い

白熱した取組が繰り広げられた「奉納子供相撲大会」=18日、奈良市西ノ京町の休ケ岡八幡宮 

 奈良市西ノ京町の薬師寺を守護する休ケ岡八幡宮(玉置健一宮司)で18日、秋季大祭に合わせて4年ぶりに奉納子供相撲大会が開かれた。

 秋の実りに感謝する祭りで、薬師寺と地元の5水利組合(七条、六条、五条、西ノ京、九条)が毎年敬老の日に実施。関係者や地域住民ら約120人が参列した。

 同神社で巫女(みこ)舞の講習を受けている女性10人による神楽奉納などの後、近畿大学の相撲部員が行司などを務め、地元の小学生ら23人が年齢、体格別で対戦。「粘れ」「押し出せ」と保護者らの声援が飛び交うなか、子どもたちは白熱した取組を繰り広げた。

 4年前にも参加したという奈良市立六条小学校5年の石田悠晴君(11)は「投げでかっこよく決めれたので気持ち良かった」、同校3年の森本亥君(8)は「楽しく相撲ができた。来年も参加したい」と笑顔で話していた。

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