炭酸飲料における『5つのタブー』水筒に入れるのはアウト?効果が薄くなるNG行為も

炭酸のタブー、破ってしまうととんでもないことが起きるかも!

シュワシュワの炭酸水、のど越しがよくて好きという人は非常に多くいることでしょう。しかし、炭酸水におけるタブーを破ってしまうと、とんでもない事態を招いてしまうかもしれません。

笑い事では済まない事態を招く恐れもあるので、炭酸水におけるタブーは把握しておきましょう!

炭酸飲料における『5つのタブー』

炭酸水におけるタブーとは、以下のものが挙げられます。けがを未然に防ぐためにも、タブーを侵さないよう注意しましょう。

1.水の代わりに炭酸水だけを飲む

ダイエットをしている人や、炭酸水がとにかく好きな人は、水の代わりに炭酸水を飲むこともあるでしょう。しかし、摂取する水分のすべてを炭酸水に切り替えてしまうのは、よくありません。

  • 味付きのものはカロリーがあるため、逆に太ってしまう
  • 気泡分だけ摂取する水分量が減るため、水分不足になることがある
  • 多飲すると胃がアルカリ性になってしまうので、鉄分を吸収しづらくなる

貧血気味の人は、炭酸水を飲むタイミングや量に注意しましょう。ノンカロリーの味付きであれば問題ないと思う人もいるかもしれませんが、虫歯のリスクなども考慮すると飲みすぎるべきではありません。

2.ペットボトル炭酸飲料を、開ける前に振る

ペットボトルの炭酸飲料を振って開けると、以下のことが起こります。

  • ふたが勢いよく飛ぶ
  • ペットボトル内のジュースや水分が、噴水のように飛び出す

万が一炭酸飲料入りのペットボトル振って、真上から見下ろしたり人に向けて開けてしまうと、自分の目や相手がけがを負ってしまう恐れがあります。

3.炭酸対応ではない水筒に、炭酸水を入れる

炭酸飲料対応ではない水筒に炭酸水を入れると、以下のようなことが起きます。

  • 水筒内で気化した二酸化炭素の逃げ場がなく、水筒内の圧力が高まる
  • 水筒の内側の金属が溶けてしまう

水筒内の圧力が高まると、ふたが開かなくなったり、ふたを開けたときに中の水分が噴出してしまいます。内側の金属が剥げてしまうと、水筒が本来持っている効果がなくなってしまい、水筒内の水分も摂取できません。

4.ダイエット効果を半減させてしまうことがある

炭酸水だけを不適切な飲み方で摂取していると、ダイエット効果が半減することがあります。

  • 食事前に少量炭酸水を飲む…胃が動き、食欲が増す
  • 炭酸だけを飲みすぎると体が酸性に傾き、新陳代謝が落ちる…疲労が抜けにくくなることもある

ダイエットのために飲んでいる炭酸水で、健康を害することもあるので注意してください。

5.高温で直射日光の当たる場所に放置する

高温で直射日光が当たる場所や暑い場所に炭酸水入りの缶やペットボトルを放置すると、容器が変形したり、爆発してしまう恐れがあります。特に夏場の車内や外出時部屋に炭酸飲料入りの飲み物を放置してしまうと、上記のことが起きやすくなるので注意してください。

炭酸飲料に正しい楽しみ方

炭酸飲料の正しい飲み方は、以下の通りです。

  • いったん炭酸入りのペットボトルを開封したら、できるだけ早く飲みきる…炭酸が抜けてしまうため
  • 炭酸入りのペットボトルや缶は振らない
  • 炭酸飲料が入っているものは、基本的に冷蔵庫や冷暗所で保存する
  • 炭酸飲料を水筒に入れて持ち歩きたいのであれば、専用の水筒を使用する
  • ダイエット効果を得たいのであれば、食事前に500mlの炭酸水を飲む…胃が膨らむため
  • 水分は炭酸だけに絞り込まない

炭酸飲料は、万能な水ではありません。飲み方や保存方法を間違えてしまうと、けがをしたりおいしさを損なってしまいます。

まとめ

炭酸水は、正しい方法で保存して飲むようにしましょう。間違った保存方法や飲み方を繰り返してしまうと、トラブルが起きる可能性があります。

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