
中古車販売大手、ビッグモーターによる保険金の不正請求問題で、先ほど、東京・多摩市にあるビッグモーターの本店に金融庁の担当者が検査に入りました。
ビッグモーターは中古車の販売や車の修理だけでなく保険代理店として関東財務局に登録し、自動車保険の契約手続きも担っています。
こうした中、ビッグモーターの本店と本社機能が移転する多摩店に金融庁の検査官4人が入り、午前9時から立ち入り検査が始まりました。
金融庁としては立ち入り検査を通じて実態の解明や問題の根本的な原因の特定を急ぐ狙いで、保険契約者の保護に欠ける問題が認められた場合には、ビッグモーターの保険代理店の資格取り消しなど、厳しい処分が下される可能性があります。