岩泉の特産品、東京の高校生が販売 大妻多摩中高文化祭

交流を深める岩泉町の特産品を販売する大妻多摩中高の生徒

 東京都の大妻多摩中高(熊谷昌子校長)は16日、4年ぶりの通常開催となった同校の文化祭「欅(けやき)祭」で交流を深めている岩泉町の特産品を販売した。

 生徒会が中心になって企画し、出店に龍泉洞の水や緑茶、サイダー、飲むヨーグルトを並べた。真夏日の暑さで冷たい飲料水が飛ぶように売れた。販売の益金は同町に寄付する。

 約900人の生徒が在籍する同校は、東日本大震災が発生した年から同町の支援活動を展開。生徒の代表が毎年現地を訪問し、地元の中学生との合同合唱会や防災学習に取り組んだ。

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