
アップルは9月13日(日本時間)に、iPhoneの最新モデルとなるiPhone 15シリーズを発表しました。この記事では、iPhone 15 および iPhone 15 Maxと、前モデルのiPhone 14、iPhone 14 Maxの仕様を比較してみてみましょう。
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比較表を見てみると、大きな変化としてはiPhone 15シリーズのプロセッサーがA15 Bionicから昨年発売のiPhone 14 Proシリーズが搭載していたA16 Bionicに更新されています。
アップルはiPhone 13シリーズまでは通常モデルとProモデルに同じプロセッサーを搭載していましたが、昨年のiPhone 14シリーズで、通常モデルにはiPhone 13と同じA15 Bionicを継続採用した一方で、iPhone 14 Proモデルにだけ新しいA16 Bionicを搭載しました。
今年のiPhone 15シリーズでも、iPhone 14の時と同様に最新チップはProモデルにのみ採用され、前年のProモデルに採用されていたチップが通常モデルに採用される形になっています。ただ、A16 Bionicもいまだ日常的な使用においては十分な処理能力を備えているはずなのでチップの違いはそれほど気にする必要はなさそうです。
もう一つの主要な機能アップグレードは、カメラ機能です。iPhone 15 および iPhone 15 Plusはデュアルカメラシステムを採用していますが、このメインカメラの方のセンサーが、従来の12メガピクセル(MP)からProモデルと同じ48MPになっています。これにともない、24MPおよび48MPの超高解像度写真の撮影機能も追加されています。
その他としては、外観的な変化としてiPhone 14に残されていた画面上部の「ノッチ」が、昨年のProモデルで採用された「Dynamc Island」に変更されました。そして、本体フレームのエッジ部分がより丸みを帯びたデザインに変更されたため、見た目が従来モデルより柔らかな印象になっています。
そして、日常の使い勝手における重要な変更として、充電ポートが長年使われてきたLightningコネクターからUSB-Cへと変わりました。ただし、このUSB-CはUSB 2.0で動作するため、PCに有線でバックアップするときなどの速度はLightningコネクターのときとさほど変わらないはずです。
ちなみにiPhone 15 およびiPhone 15 Plusの発売時価格は、SIMフリー版に関して言えば、いずれも昨年モデルから5000円の値上げに留まっています。
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