
動画配信サービス「Netflix」は15日、尾田栄一郎氏の人気漫画を実写化したドラマシリーズ『ONE PIECE』の続編の制作決定を発表した。原作&エグゼクティブ・プロデューサーの尾田氏自ら「イニャキたち実写版麦わらの一味の冒険はまだまだ続きます!」とシーズン2制作決定を告げ、「優秀な“船医 が必要になってくる気がしますね…ご期待ください!」とトニートニー・チョッパーを描く特別映像も解禁。続編での登場をにおわせている。
Netflixで独占配信中の実写ドラマ版『ONE PIECE』は、8月31日の配信開始から2週連続で週間グローバルトップ10(英語シリーズ)の1位を獲得。常識を超えた冒険の海“偉大なる航路(グランドライン)”での次なる航海を描く続編の制作が決定した。エピソード数やストーリーの詳細は今後の発表となる。
解禁となった特別映像は「“麦わら大船団のみなさんへ 」と尾田氏が登場。『ONE PIECE』に登場する通信機器“電伝虫”の受話器を手に、「配信から2週間。とても良い知らせが届きました!なんとNetflix が続編の制作を決定しました!イニャキたち実写版麦わらの一味の冒険はまだまだ続きます!脚本が出来上がるまでまだまだ時間がかかりますので気長にお待ちください」と直々に新たな冒険の開幕を宣言した。
さらに「さて、ここから先は…麦わらの一味にも優秀な“船医 が必要になってくる気がしますね…ご期待ください!」と告げ、“麦わらの一味”の船医であるトニートニー・チョッパーを描いており、続編での登場を予感させている。
実写版『ONE PIECE』は――世は大海賊時代。偉大なる海賊・赤髪のシャンクスに憧れる少年ルフィは、シャンクスと海での再会を約束する。それから数年後、成長したルフィは揺るがぬ夢を抱え、海賊王を目指して大海原へ!予測不能な冒険の中で、ルフィ(演:イニャキ・ゴドイ)はゾロ(演:新田真剣佑)、ナミ(演:エミリー・ラッド)、ウソップ(演:ジェイコブ・ロメロ)、サンジ(演:タズ・スカイラー)ら信頼できる仲間たちと出会っていく。
シーズン1では、ルフィの故郷でもある東の海(イーストブルー)を舞台に、荒くれ者の海賊たちとの壮絶なバトルや、はじめての仲間との出会い、そして“麦わらの一味”が海の冒険へ繰り出す原点について描かれている。ついに海賊の勲章でもある賞金首になったルフィと“麦わらの一味”はそれぞれの夢を掲げ偉大なる航路(グランドライン)に一歩踏み出した。
続編の詳細は未だ謎に包まれているが、次なる海ではどのような強敵が彼らを待ち受けるのか、尾田氏が生み出してきた名シーンはどのように実写化されるのか、続編に大きな期待が寄せられる。
■実写『ONE PIECE』世界各国で人気急上昇中
《世紀の一大プロジェクト》として出航した本作は、配信開始から2週間足らずで3780万VIEWS(※作品の総視聴時間を作品の総尺で割った値)を達成し、世界93の国と地域でTOP10入り、46の国と地域で1位を獲得するなど世界中で『ONE PIECE』旋風を巻き起こしている。ほかにも、TikTok で「#onepiecenetflix」の検索インプレッションが40億回を超えたり、キャストのInstagramのフォロワー数が数百万人単位で増加したりと、世界的な特大ヒットとなっている。