【MLB】カージナルスのウェインライトが通算200勝達成 本拠地ファンの前で球団史上3人目の快挙

写真:通算200勝を達成したアダム・ウェインライト

9月18日(日本時間19日)、カージナルスのアダム・ウェインライト(42)が本拠地で行われたブリュワーズ戦、7回無失点の好投で勝ち投手となり通算200勝を達成した。カージナルスで200勝をあげた投手はボブ・ギブソン(251勝)、ジェシー・ヘインズ(210勝)に次いで球団史上3人目。

ウェインライトは2000年ドラフトで1巡目全体29位指名を受けブレーブスに入団。2003年オフにトレードでカージナルスに移籍すると2005年9月に24歳でメジャーデビュー。2006年にはリリーフ投手としてシーズンを過ごし、ポストシーズンではクローザーとしてカージナルスのワールドシリーズ制覇に貢献した。

2007年以降は先発ローテーション入りし、メジャーデビューからカージナルス一筋でローテーションを守り続けた。ラストシーズンになることを明言して挑んだ今季は、開幕までに通算195勝をあげており、200勝は時間の問題と思われたが、開幕前に出場していたWBC期間中に故障。5月に復帰すると、6月17日には今季3勝目をあげ通算200勝まであと「2」とした。

しかし、そこから大量失点を繰り返す大不振が始まり、11登板連続で勝ち星なし。それでも9月12日には199勝目をあげ、快挙まであと「1」として挑んだ今日の試合は7回無失点という今季最高の投球。4回にはバッテリーを組むウィルソン・コントレラスがソロ本塁打で先制点をプレゼント。ウェインライト含む3投手でこの1点を守りきったことで、ウェイランライトは通算200勝を達成した。

ウェインライトは478試合に登板し、うち411試合に先発登板。通算成績は200勝128敗、防御率3.53、2668回1/3、2202奪三振、WHIP1.24としている。

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