トッテナムのポステコグルーの発言、サッカーファンの心を打つ 「それがサポーターであることの素晴らしさ」「よく言ってくれた」「励まされたい時のために保存」

今季からトッテナムを指揮しているアンジェ・ポステコグルー監督。

かつて横浜・Fマリノスを率い、セルティックでは日本人選手を重用したことでも知られる人物だ。

現在、トッテナムはプレミアリーグで2位につけており、ポステコグルー監督は8月のプレミア最優秀監督賞を受賞した。

同監督の知的な発言もファンに好評だが、『Spurs TV』で「(スパーズ)ファンの期待を抑えるべきか」と聞かれるとこう答えていたそう。

「ノー、ノー、ノー。彼らにそうさせてあげよう、楽しんでもらうおうじゃないか。

前にも言ったが、私の役割は人々のバブル(幻想)を潰さないこと。彼らをワクワクさせ、先走らせてあげよう。それがサポーターであることの素晴らしささ。

彼らは十分な痛みを経験してきたので、エンジョイさせてあげればいい。

もし、彼らが世界最強になると思っているなら、その期待に応えられるかは我々次第さ。

我がサポーターたちはいくらか幸せになる資格があるし、好きなように楽しんでもらえればいい」

スパーズは2007-08シーズンのリーグカップ優勝以降タイトルがない。ポステコグルー監督は、サポーターたちには期待してもらって楽しんでもらいたいとのこと。

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これに海外のファンたちは「最高だね。我々ファンのうち9割はこのクラブが何かを勝ちとるのを見たことがない。好調な時に夢を見れないなら何の意味もない」、「まったくその通り。サッカーもスポーツも夢と喜びのためにある。そうじゃなきゃ、見る意味がない。キャリアやお金には現実的であるべきだけどこれは違う」、「サッカーはロマンであり、望みや期待を抱かせるもの。だから大好きなんだ」、「よく言ってくれた、素晴らしい気分」、「励まされたい時のためにこの発言を保存しておこう」などと反応している。

また、この発言をポストしたX上の投稿には1.7万のいいねもついている。

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