伝説的シンガーソングライター、金延幸子が久保田麻琴のプロデュースにより生まれ変わった『Fork In The Road』をリリース! 全国でのライブも決定!

日本の女性シンガーソングライターの草分け的存在であり、海外でも“Japanese first singer songwriter”として名を馳せる金延幸子。 1998年夏に伊豆のプライベートスタジオでデモテープのように録音された隠れた彼女の名盤『Fork In The Road』を、久保田麻琴が伊藤大地、ASA-CHANG、幾何学模様のメンバーらのサポートを得て、リマスターやリミックスという次元ではない、大胆なリプロダクションを施して10月25日にリリースすることが発表された。 アナログ盤(アナログ盤の発売日は11月15日)はタフバイナルにライセンスアウトし、国内外での展開を予定している。さらに、金延の名盤『み空』も同日にCDが再発される。 また、11~12月にはアメリカ在住の金延の4年ぶりの日本ツアーも決定している。

【金延幸子『Fork In The Road』について】

金延幸子は1972年に『み空』と言う歴史的名盤を産み落とし、発表を待たずして元夫、ポール・ウィリアムス(著名なライター)と共にギター1本持って渡米した。

本アルバム『フォーク・イン・ザ・ロード』は、70年代の出産を経て80年以降、子育ての傍ら書き綴った曲が中心だ。作曲を再会したきっかけは夫であるポールの友人、SF作家のフィリップ・K・ディックが『み空』を聴いた際に感銘を受けて彼女を作曲に向かわせようと説得したことによる。

98年に短期間で録音された『フォーク・イン・ザ・ロード』は80年代に再びギターをとり、曲と詩を口ずさみながらできた曲が中心だ。

80~90年代には離婚、そしてロックバンドと共に演奏活動を続けたが、ひょんなきっかけで20世紀の終わり頃、10代の頃の音楽の盟友、松田幸一のプロデュースにより伊豆の友人宅で簡素に録音された。

そして4半世紀、これも偶然のように旧友、久保田麻琴のアイデアで多くの部分が追加されリメイクされたのが本作だ。

伊藤大地やASA-CHANG、幾何学模様のメンバーたちがダビングで参加して60年代フォークが80'sを経て21世紀にまで旅をするようなタイムマシーン的なスケールの作品が完成した。

2023年11月には国内ツアーが数本準備されているほか、あるメジャー映画作品に彼女の楽曲がフィーチャーされる予定。

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