世界で最も人気があるスポーツのひとつ、サッカー。それをプレーしてトップレベルになる者は、もちろんアスリートとしての身体的なセンスも抜群だ。
今回は『GMS』から「他のスポーツにも挑戦したスター選手たち」をご紹介する。
ペトル・チェフ
挑戦したスポーツ:アイスホッケー
チェルシーとアーセナルで世界最高の座に君臨した名ゴールキーパーのペトル・チェフ。現役引退したあとも競争に対する情熱は衰えず、アイスホッケーリーグのギルフォード・フェニックスと契約した。
デビュー戦で活躍を見せたあと2021年には3つのタイトルを獲得し、2022年には1部のチェルムズフォード・チーフタンズに移籍。今夏はオックスフォード・シティスターズに加入している。
パオロ・マルディーニ
挑戦したスポーツ:テニス
チャンピオンズリーグやセリエAで多くの栄光を手にした伝説的なDFパオロ・マルディーニ。引退後はしばらくアメリカで過ごしていたが、その後テニスに取り組んでいた。
そして49歳で初めてダブルスで世界大会に出場。コーチであった元世界ランキング975位のステファノ・ランドニオとコンビを組んだが、トマシュ・ベドナレク&ダヴィド・ペルを相手に41分で敗れている。
イヴァン・ペリシッチ
挑戦したスポーツ:ビーチバレー
クロアチア代表として息の長い活躍をしているイヴァン・ペリシッチ。休まない男である彼は長期休暇を利用してビーチバレーの世界大会に出場していた。
インテルに所属していた2017年、ニクサ・デロルコとコンビを組んでクロアチア代表として世界大会に出場。トーナメントの初戦でストレート負けしたものの、多くのファンに驚きを与えた。なおペリシッチは10歳からずっとバレーをプレーし続けているという。
ロドリゴ・パラシオ
挑戦したスポーツ:バスケットボール
かつてインテルで長くプレーしたアルゼンチン代表ストライカー。2022年にブレシアで現役を引退したが、その後もイタリアに在住しつつバスケットボールの選手に転身した。
4部リーグを戦っているガリニャーノ1976というクラブに加入した。デビュー戦では4得点に終わったものの、2試合目では14得点を記録する活躍を見せたとか。
ファビアン・バルテズ
挑戦したスポーツ:モータースポーツ
フランス代表の伝説的なゴールキーパー、ファビアン・バルテズ。彼は2007年に現役を引退したあと、すぐにモータースポーツのキャリアをスタートした。最初はポルシェカレラカップに参加し、それからフランスGT選手権などを戦った。
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2013年にはフェラーリを駆ってフランスGTの王者となり、さらにあのルマン24時間レースにも参加。2016年にはあの元F1ドライバーのオリヴィエ・パニスと共同で耐久レースチームを立ち上げた。最初の2年はバルテズがドライバーとしてハンドルを握っていた。