佐藤浩市が「ONE DAY」ですべてが謎に包まれた男を怪演。「これは化けたらかなり面白いことになる」

佐藤浩市が、フジテレビ系で10月9日にスタートする、二宮和也、中谷美紀、大沢たかおがトリプル主演を務める連続ドラマ「ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~」(月曜午後9:00。初回は30分拡大)に出演することが分かった。フジテレビの連ドラに11年ぶりに出演する佐藤は、主人公たちにさまざまな影響を与える謎に包まれた男を怪演する。

「ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~」は、人々が思い思いに過ごすクリスマスイブの1日を1クールかけて描く、謎と愛と奇跡の物語。聖夜に何が起きるのか――。主人公3人の男女のそれぞれの物語が並行して進んでいき、最後に運命の交錯を果たす。演出は「HERO」シリーズ(フジテレビ系)、映画「マスカレードホテル」シリーズ(2019、21年)などの鈴木雅之氏が担当し、映画「翔んで埼玉」(19年)で第43回日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞した徳永友一氏が書き下ろすオリジナル作品。企画・プロデュースはフジテレビの「コンフィデンスマンJP」や「リーガルハイ」シリーズなど多くのコメディー作品を世に送り出してきた成河広明氏が務める。

佐藤が演じるのは、謎の男・真礼(まれい)。横浜の自宅で愛犬のフランを飼っているということ以外、すべてが謎だ。怪しげな雰囲気を漂わせ、横浜の街をふらふらと徘徊(はいかい)しているが、記憶を失った逃亡犯・勝呂寺誠司(二宮)、クリスマスディナーの準備で追われるシェフ・立葵時生(大沢)、殺人事件の真相を追う報道キャスター・倉内桔梗(中谷)と、どんな接点があるのか? 神出鬼没な真礼が主人公たちにどのように関わってくるのか目が離せない。

「月9」枠で2012年に放送された「鍵のかかった部屋」以来、約11年ぶりにフジテレビの連ドラに出演する佐藤。同局で二宮が主演を務めた、新春ドラマスペシャル「坊っちゃん」(15年)以来、二宮との共演は約8年ぶり。大沢とは、現在公開中の映画「キングダム 運命の炎」で共演しており、中谷とは、映画「清須会議」(13年)以来10年ぶりの共演となる。

今回演じる役について「ストーリーの展開を鑑みてコメントをしづらい役柄ではあります。今回も僕はコメントをしづらい役です!」と意味深に説明しつつ、「企画段階でお話をいただいた時、長年の演者の勘が“これは化けたらかなり面白いことになる”とささやいてくれました。それを信じ、フットワークを軽く皆とのシーンをいい意味で遊んでいけたらと思います」と意気込んでいる。

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