演技のみならず写真の腕も一流だった仲野太賀

女優の松岡茉優(28)がデビュー20周年を記念して、初の著書「ほんまつ」(扶桑社)を11月17日に発売し、このほど、俳優の仲野太賀が撮影した表紙が公開された。

松岡のキャリア20年のベテラン女優としての一面から、28歳の等身大の一面まで、さまざまな面を知ることができる、節目にふさわしい1冊となった。

そんな1冊を飾るのが仲野の写真。松岡と仲野は同世代で、2012年の映画「桐島、部活やめるってよ」以来、共演を重ね、恋人役を演じたこともあった。

表紙となった写真の、親しい友人である仲野にしか見せなないであろう表情は、松岡が飾らずに思いをつづった本書を象徴。表紙のみならず、31ページにわたり、仲野が撮り下ろした写真が掲載されている。

「もともと、仲野は幼いころからカメラが趣味であることを公言しており、2017年5月発売のカルチャー誌『CUT』でカメラマンデビューを果たしその後、連載がスタート。本人がインスタグラムもX(旧ツイッター)も開設していないため、なかなかその腕前を知る機会はなかったが、ついに写真家としてデビュー。演技のみならず、写真の腕も一流であることが松岡の著書で世間に知れ渡ることになりそうだ」(芸能記者)

本業の俳優業は相変わらず多忙。

日本テレビ系のドラマを映画化した「ゆとりですがなにか インターナショナル」(10月16日公開)、「愛にイナズマ」(同27日公開)、「笑いのカイブツ」(来年1月5日公開)、「熱のあとに」(来年2月公開予定)など出演映画が続々と公開される。

「俳優の中野英雄の息子であることは知れ渡っていたが、売れるまであえて芸名に『仲野』の性を付けなかった。売れ始めた19年6月24日より今の芸名に改名した」(同)

父親も仲野の活躍ぶりを大いに喜んでいるはずだ。

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