猟犬の飼い主を書類送検 女性襲われ大けが、三重

 三重県度会町の山中で4月、散歩していた女性(61)が猟犬4匹に襲われ大けがした事件で、伊勢署は19日、業務上過失傷害と鳥獣保護法違反の疑いで、同町の飼い主の男性(67)を書類送検した。署によると、容疑を認めている。

 書類送検容疑は4月9日午前11時20分ごろ、同町火打石の山中で、人に危害を加えるのを防ぐためのしつけをする注意義務を怠ったまま中型の猟犬5匹を放ち、女性にけがをさせた疑い。うち4匹に襲われた女性は頭や両耳、両腕をかまれ半年の重傷を負った。

 また有害鳥獣駆除の許可を得るには複数人で行うことが条件とされていたが、単独で猟を行った疑いもある。

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