社会福祉優良従事者10人表彰 山陽新聞社会事業団 功績たたえる

松田理事長から表彰状を受け取る受賞者(左)

 山陽新聞社会事業団(松田正己理事長)は19日、岡山県内の福祉現場を長年にわたって支えている施設職員ら10人を社会福祉優良従事者として表彰した。

 表彰式が岡山市北区柳町の山陽新聞社であり、松田理事長が「利用者に寄り添い地域社会の福祉向上に貢献されてきた功績に、敬意と感謝を申し上げる」とたたえ、一人一人に表彰状と記念品を手渡した。

 受賞者を代表し、特別養護老人ホームサンバードナーシングホーム副主任の大森永江さん(56)=倉敷市=が「これからも社会福祉を必要としている方のために尽力したい」と謝辞を述べた。

 表彰は福祉関係の職場で10年以上勤め、他の模範となる人が対象。県と県社会福祉協議会の後援で1975年から毎年実施している。

 他の受賞者は次の皆さん。(敬称略)

 福田玲子=赤磐市、旭川児童院通園センター支援課長▽松尾隆行=岡山市中区、倉敷市社会福祉事業団倉敷授産場主任指導員▽込山恵子=吉備中央町、特別養護老人ホーム吉備高原賀陽荘介護職員▽柳本とも子=同市、特別養護老人ホームあすなろ園看護主任▽杉本薫=岡山市北区、児童養護施設岡山聖園子供の家個別対応職員▽工藤富美恵=同、特別養護老人ホームみなみがた荘介護福祉士▽上田孝子=新見市、高梁市社会福祉協議会川上デイサービスセンター主任兼主任看護師▽横山滋子=同市、同市国民健康保険成羽病院付属介護老人保健施設ひだまり苑看護主任▽野崎和代=岡山市中区、児童養護施設若松園看護師

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