鎌田大地が初アシストもラツィオはユヴェントスに完敗。“ミラノダービー”はインテルが快勝|セリエA 第4節 結果まとめ

写真:ミラノダービーはインテルが大勝

9月16日から18日にかけて、セリエA第4節の10試合が行われた。

鎌田大地が先発したラツィオはアウェーでユヴェントスとの大一番に挑んだ。10分にドゥサン・ヴラホヴィッチ、26分にフェデリコ・キエーザと2トップが躍動したユヴェントスが前半のうちに2点のリードを奪う。ラツィオも64分、鎌田の高い位置でのボール奪取がアシストとなってルイス・アルベルトのゴールを奪い1点を返したが、その直後にヴラホヴィッチがダメ押しゴールを奪い、ユヴェントスが3-1で勝利した。

インテル vs ミランの“ミラノダービー”は、開始5分のヘンリフ・ムヒタリアンのゴールで先制したインテルがその後もゲームを支配。38分にはマルクス・テュラムが追加点を奪い、ミランに1点を返されて迎えた69分にはムヒタリアンが2ゴール目。その後さらに2点を追加し、5-1の快勝を収めた。

ホームにエンポリを迎えたローマは開始早々にパウロ・ディバラのPKで先制すると、その後も相手を圧倒。レナト・サンチェスとロメル・ルカクの移籍後初ゴール、ディバラの2ゴール目など多彩な攻撃から次々にゴールを奪い、7-0の大勝を収めた。エンポリは開幕から4連敗、いまだに得点ゼロと苦しい戦いが続いている。

ジェノアとのアウェーゲームに挑んだナポリは、56分までに2点を奪われる苦しい展開ながら、終盤に反撃。ジャコモ・ラスパドーリとマッテオ・ポリターノがゴールを奪い、引き分けに持ち込んだ。躍進を見せる昇格組フロジノーネはホームにサッスオーロを迎えての一戦。前半のうちにアンドレア・ピナモンティが2点を奪いサッスオーロがリードするが、フロジノーネは前半終了間際にPKで1点を返すと、後半にはルカ・マッツィテッリの2ゴールなどで逆転し、4-2で勝利を収めた。

フィオレンティーナ vs アタランタは激しい点の取り合いとなり、3-2でフィオレンティーナが勝利。トリノはネマニャ・ラドニッチの2ゴールなどでサレルニターナに快勝している。モンツァ vs レッチェは1-1の引き分け、カリアリ vs ウディネーゼ、ヴェローナ vs ボローニャはいずれもスコアレスドローに終わっている。
 

◉セリエA第4節 結果

ユヴェントス 3-1 ラツィオ
インテル 5-1 ミラン
ジェノア 2-2 ナポリ
カリアリ 0-0 ウディネーゼ
フロジノーネ 4-2 サッスオーロ
モンツァ 1-1 レッチェ
フィオレンティーナ 3-2 アタランタ
ローマ 7-0 エンポリ
サレルニターナ 0-3 トリノ
ヴェローナ 0-0 ボローニャ

© 株式会社SPOTV JAPAN