河井夫妻大規模買収事件 広島市議に罰金50万円など求刑

河井夫妻をめぐる大規模買収事件で、公職選挙法違反の罪に問われた広島市議の裁判で検察は罰金50万円追徴金50万円を求刑しました。

広島市議会議員の三宅正明被告(50)は4年前の参議院選挙で、河井克行元法務大臣から妻の案里元議員を当選させるための報酬として2回にわたり合わせて現金50万円を受け取った罪に問われています。

検察は「現金に買収の趣旨があることを認識していた」として罰金50万円追徴金50万円を求刑しました。

一方、弁護側は「現金を受け取った際には票の取りまとめなどを依頼する趣旨の発言はなく、陣中見舞いや党勢拡大の経費だと認識していた」などとして無罪を主張しました。

判決は来月31日に言い渡される予定です。

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