京都競馬場で「馬」をテーマにした美術展開催

京都競馬場は、エリザベス女王杯やマイルチャンピオンシップなどで競馬が一層盛り上がるこの秋に、競馬場でこれまでにない美術展「Au Passage(オ パサージュ)4人の個展-競馬場のパサージュにて」を開催する。

美術展には、京都を代表する4名の芸術家、西野陽一氏・森村泰昌氏・八木明氏・山本容子氏がそれぞれ「馬」をテーマにした作品を発表予定。

4名の芸術家が参加

西野陽一《慈光》2023

●各芸術家の発表予定作品
*日本画家・西野陽一氏
パリロンシャン競馬場が位置する、ブローニュの森を歩く馬をイメージした6枚組のパネル作品1点と親子の馬を描いた小作品を発表予定

*現代美術家・森村泰昌氏
ジャック=ルイ・ダヴィッド作『サン=ベルナール峠を越えるボナパルト』に扮したセルフポートレイトと、その撮影に伴う小道具等も展示予定

*陶芸家・八木明氏
馬を模した繊細な飾りを冠した青白磁による籠や、レリーフをほどこした陶板作品などを発表予定

*銅版画家・山本容子氏
ルイス・キャロル作『鏡の国のアリス』を題材とした銅版画作品を発表予定とし、版画だけではなく、その世界観を具現化したインスタレーションとして展開する

●「Au Passage(オ パサージュ)人の個展-競馬場のパサージュにて」
会期:2023年11月4日(土)~11月26日(日)9時~17時 ※土日のみ開催(8日間)
会場:京都競馬場 ステーションサイド 3階展示コーナー
出展作家:西野陽一、森村泰昌、八木明、山本容子
入場・観覧:京都競馬場への入場料(200円) ※11月12日(日)、19日(日)は500円
主催:JRA日本中央競馬会
共催:京都市立芸術大学

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