X利用、全面有料化検討 マスク氏表明、ボット対策

米短文投稿サイトXのロゴ(左)(ロイター=共同)

 【ニューヨーク共同】米短文投稿サイトX(旧ツイッター)オーナーのイーロン・マスク氏は19日までに、X利用について全面的な有料化を検討していることを明らかにした。X上に自動で投稿する「ボット」と呼ばれるプログラムを排除するためとしている。

 マスク氏は18日、米国でイスラエルのネタニヤフ首相と会談した際に「月額使用料を少額、課金する方向に移行している」と語った。具体的な金額や導入時期は明らかにしなかった。

 マスク氏はこれまで、偽情報の拡散につながるとしてボットを問題視してきた。Xは現在、一部の利用者向けに有料サービスを提供している。

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