セリエA最下位エンポリ、通算4度目指揮のアンドレアッツォーリ氏を新指揮官に招へい

[写真:Getty Images]

エンポリは19日、アウレリオ・アンドレアッツォーリ氏(69)の新監督招へいを発表した。契約期間は今シーズン終了までとなるが、さらに1年の延長オプションが付帯している。

今シーズンここまでのセリエAで開幕4連敗且つ4戦連続無得点、12失点と厳しいスタートとなったエンポリ。19日には直近のローマ戦での0-7の惨敗を受け、パオロ・ザネッティ監督(40)の解任を発表した。

そして、後任としてチーム立て直しを託されたのは、過去に3度クラブを率いた経験を持つ69歳の老将。

ローマで長らくアシスタントコーチを務めていたアンドレアッツォーリ氏は、2017年12月に初めてエンポリの監督に就任。同シーズンにはセリエB優勝と共にセリエA昇格に導く卓越した手腕を発揮した。

その後、2019年に短期間ながらチームを指揮し、2021年6月には3度目の登板。2021-22シーズンは14位でのセリエA残留に導き、シーズン終了後にザネッティ監督にバトンを渡していた。また、直近ではセリエBのテルナーナを指揮していたが、今年2月末に解任されていた。

通算4度目の指揮となるアンドレアッツォーリ氏だが、その初陣は開幕4連勝で首位に立つインテルとのホームゲーム。苦戦必至の中でチームを好転させられるか。

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