第76回秋季県高校野球大会第8日は19日、県営、清原両球場で3回戦4試合が行われ、8強が出そろった。石橋、佐野、白鴎大足利のシード3チームと、今夏王者の文星芸大付が準々決勝に進んだ。
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佐野は延長タイブレークの末、足利に7-6で逆転サヨナラ勝ちし、72年ぶりの8強進出を果たした。石橋は、先発の柳田瑛太(やなぎだえいた)ら3人の継投で足利大付打線を5安打に抑え4-0と完勝。白鴎大足利は6-3で宇都宮北を下し、文星芸大付は13安打の猛攻で黒磯を圧倒し、11-1で五回コールド勝ちを収めた。
大会第9日は23日、県営、清原両球場で準々決勝4試合を行う。
試合中に成長を実感
足利大付を4-0で下した石橋は、先発の柳田瑛太(やなぎだえいた)が7回を3安打無失点に抑える好投だった。
福田博之(ふくだひろゆき)監督は「序盤は生命線の変化球が高めに浮いていたが、そこを修正してよく抑えてくれた」とねぎらい、柳田自身も「試合中に成長することができた」と手応えを感じた様子だ。
次戦の相手は夏の覇者・文星芸大付。今大会のシード校を決める交流戦では3-2で石橋が勝利している。柳田は「相手は確実にレベルアップしていると思う。僕たちはやることをやるだけ」と静かに闘志を燃やした。