龍玄としさん音を描く 絵画展開幕、大作披露

楽曲をモチーフとした大作に見入る来場者=石川県立音楽堂交流ホール

  ●県立音楽堂

 ボーカリストの龍玄とし(Toshl)さんによる絵画展「音の世界を、描く」(北國新聞社特別協力)は19日、金沢市の石川県立音楽堂交流ホールで始まり、音を色彩で表現した大作23点が展示された。

 「しあわせになるんだよ」「葉ざくら」など自ら作詞作曲した最新の楽曲をはじめ、兼六園の夜桜などをモチーフとした作品が並んだ。落語家の林家たい平さんが描いたタペストリーや色紙も展示された。

 開場式で龍玄さんは「絵は皆さんに見てもらって完成する」と話した。たい平さんは「美意識が高い金沢で開催できてうれしい」とあいさつし、村山卓金沢市長らが祝辞を述べた。24日までで料金は一般1800円、高校生以下800円。

 龍玄さんは24日、県立音楽堂邦楽ホールでコンサート「しあわせになるんだよ」(北國新聞社特別協力)を開き、たい平さんがゲスト出演する。昼の部が午後0時半、夕方の部が同4時半開演。全席指定で1万1千円。

開場式であいさつする龍玄さん

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