【台風13号】災害支援 3連休に2344人 茨城県内 企業被害12億円に

被災情報

茨城県災害対策本部は19日、台風13号に伴う大雨の被害を受けた日立、高萩、北茨城の3市で、3連休の16~18日に活動した災害ボランティアが延べ2344人だったと発表した。最終日18日は628人が活動した。市民からの派遣要請の件数のうち、7割超の310件の対応が完了した。

中小企業の被害は10市で144件。新たに日立市の11件が加わった。推計被害額は12億円を超えた。

19日午後5時現在、建物の浸水被害は11市町村で約1460棟。このうち住宅の床上浸水は7市村で618棟。床下浸水は11市町村で734棟となった。

被災者に一時的に貸し出した県営住宅は日立市で4戸。避難所は北茨城市の2カ所で、3人が避難している。一般道は県北地域の県道4路線で通行止めが続いている。

■県内の大雨被害
死者 2人
軽傷 2人
住宅床上浸水 618棟
(北茨城284、高萩162、日立163、常陸太田2、ひたちなか2、水戸3、東海2)
住宅床下浸水 734棟
土砂崩れ 294件
避難所の避難者 3人
県まとめ19日17時現在

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