肉を冷凍する時にすべきではないNG行為4つ!解凍時に注意すべきポイントも

肉の冷凍保存、正しく行えていますが?

安いときに肉を一気に買い込んで、使わない分は冷凍保存することは、節約につながるので非常によいことです。しかし、肉を冷凍するときにすべくではないNG行為を行ってしまうと、肉の劣化を速めてしまうかも!

肉を冷凍するときにすべきではない行動とは、どのようなものが挙げられるのでしょうか?

肉を冷凍する時にすべきではないNG行為4つ!

肉を冷凍するときにやってはいけないことは、ついうっかりやってしまう可能性がある行動も含まれています。

1.余分な水分がついている状態で冷凍する

肉に余分な水分が付着している可能性が高いものとして、鶏肉が挙げられます。むね肉やモモ肉、ささみなど、一般的に購入する機会が多いものはパックから出した時点で表面に水分が付着していることが多いです。

鶏肉に限らず、肉の表面に水分がついているときは、冷凍する前にキッチンペーパーなどでしっかりと拭き取りましょう。そうすることで、雑菌の繁殖を抑えやすくなります。

2.肉を素手で触る

人間の手のひらには、想像以上に多くの細菌が付着しています。きれいに洗ったとしても、100%除菌するのは非常に難しいのです。

肉の量を均等にするために素手で肉を触ってしまうと、人の手が触れた部分から細菌が繁殖する恐れがあります。肉を分けるときは、ビニール手袋などを使用するのがおすすめです。

3.ラップにくるんで、そのまま冷凍庫に肉を入れる

肉を小分けにしてラップにくるんで冷凍することは、非常に重要です。しかし、専用の保存袋に入れないまま冷凍するのはNG!

  • 冷凍焼けしやすくなる
  • いつ冷凍した肉なのか明記する場所がなく、使いそびれる
  • 冷凍庫の中で、冷凍した肉が行方不明になりやすい

上記のようなことが起きないためにも、肉の種類と保存日を明記した専用の保存袋に肉を入れて、冷凍保存するのがおすすめです。

4.肉の厚みがバラバラのまま冷凍する

肉の厚みが均等でない状態で冷凍すると、冷凍するときにムラができてしまいます。厚い部分はなかなか冷凍できず、雑菌が繁殖してしまうかも!肉の内部で繁殖した細菌は肉眼では確認できないため、雑菌だらけの肉を調理して食中毒になる可能性もあります。

解凍時に注意すべきポイント

冷凍した肉を解凍するときに注意したいポイントは、以下のものがあります。

  • 解凍時は冷蔵部分で解凍する…雑菌の繁殖を抑えやすくする
  • レンジの解凍モードを使用した場合、解凍後すぐに肉を使い切る
  • 解凍しきれていない状態の肉は使わない…火が通りにくく、調理しにくい

冷凍した肉は、解凍時常温放置してしまうと雑菌が繁殖してしまいます。解凍に時間はかかりますが、冷蔵部分での解凍がおすすめです。

まとめ

肉を冷凍してストックしておくと、節約につながります。しかし、冷凍の仕方や解凍方法を間違えてしまうと、食中毒になる恐れがあるので要注意!

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