日本人4人出場のセルティック、CLフェイエ戦に0-2で敗戦…古橋亨梧は「失点したFKの壁」を現地叱責

セルティックは20日にフェイエノールトとのUEFAチャンピオンズリーグ初戦を戦った。

古橋亨梧, 前田大然、旗手怜央が揃って先発。後半22分には岩田智輝が古橋に代わって投入され、日本人4選手がピッチに立った。

ただ、試合はフェイエが前半終盤にフリーキックで先制。セルティックは後半18分と23分に立て続けに退場者を出す苦しい展開に。結局、後半31分に追加点を奪ったフェイエが2-0で勝利している。

試合後、セルティックのカラム・マクレガーは「試合の入りは本当によかった。その後、前半終了直前にゴールを奪われ、前半にやってきたいい仕事の多くが台無しになってしまった。そして、立て続けに2人が退場になって、試合を手放してしまった」とこぼしていた。

そして、現地紙の評価はこうなった。

Glasgow Live

旗手5:枠内シュートを2本放ったが、どちらもパスできたし、パスすべきだった。(味方を探すために)頭を上げるべき時にゴールを狙った。ポゼッションがずさんだった時もあったし、ロジャーズ監督に重用されていないという半狂乱ぶりも助けにならず。

古橋5:旗手、前田、ルイス・パルマがあらゆる角度からシュートを放ち、彼のことを見つけてくれなかった。セルティックにはカウンターが不足していたが、(失点シーンでは)壁のポジションニングがひどかったし、2人退場で交代に。

前田6:右サイドで精力的にプレーしたが、技術的なクオリティは発揮できず。普段はカウンターの素晴らしいオプションになるが、監督の求めることを正確には実行できず。

岩田4:フェイエの猛攻に対処するために味方CBとコンビを組まなければいけなかった。

Herald Scotland

旗手5:アップダウンのある試合だった。攻撃で脅威になることもあったが、ポゼッション時に弛んだり、味方をプレッシャーに晒す場面も。

古橋5:ほとんど援護がなく、彼にとってはイラつく夜になった。1失点目のシーンではボールのないところに飛び出してしまった。常に意欲的に走る選手だが、この試合ではフェードアウト。

前田6:この日本代表は輝きを放った。プレッシングは相手に問題を引き起こし、試合がイーブンだった時にはチームの押し上げに貢献した。

岩田4:退場者が出た後にCBとして投入されたが間違ったことは何もしなかった。

奇しくも両紙ともに同じ採点だったが、前田が一番評価されていた。

【関連記事】「キッカーも震える!サッカー史上、最も豪華な“壁”TOP7」

一方、古橋は失点シーンで責任の一端を指摘されている。彼は相手にフリーキックを決められた場面で壁に入っていたが、ジャンプした際にボールをよけるような形になり、そのわきを抜けたシュートがゴールに突き刺さっている。

© 株式会社ファッションニュース通信社