秋と夏を分かつ前線 一旦の暑さは彼岸まで

きょうは前線が通過する北日本や東日本では、山沿いを中心に天気の急変が起こりやすくなります。また、昼過ぎから次第に西日本から東日本にかけて前線の活動が活発になるため、午後は広い範囲で大気の状態が不安定となります。晴れていても突然の激しい雨や落雷、竜巻などの突風に注意が必要です。
さて、この前線は夏の空気と秋の空気の境目にできるものなのですが、あすにかけて前線が南下すると見られます。そのため、あすとあさっては全国的にこれまでより気温が低くなり、平年並みとなる見通しですが、その後は再び前線が北上するため、また気温が高くなるでしょう。一旦の暑さは彼岸までに収まりますが、まだまだ暑い日は続きそうです。

気象予報士・岩堀 祐斗

画像について:20日の天気予報。

© 株式会社ウェザーマップ