厳格な外交官=ファン・ジョンミン 一匹狼=ヒョンビン 相いれない2人が初対峙 「極限境界線」本編映像

2023年10月20日より劇場公開される、ファン・ジョンミンとヒョンビンが初共演した映画「極限境界線 救出までの18日間」から、ファン・ジョンミン演じるチョン・ジェホとヒョンビン演じるパク・デシクが、異国の地で初対面するシーンの、本編映像が公開された。

人質救出交渉のため、チョン・ジェホ室長(ファン・ジョンミン)ら外務省一行が、アフガニスタンの空港に到着する。事態がこう着状態であることが知らされ先を急ぐ彼らの元へパク・デシク(ヒョンビン)が近づき、「交渉官ですか?」「交渉案は?」と問いかけるが、チョン・ジェホらは何も答えずに車に乗り込む。そんな様子にいらつきながらもデシクは「手荒い奴らだから指定時間までに解決の糸口を」「いいですね?」と窓越しに強く進言。しかしチョン室長は構わず「行こう」と車を走らせる。

人質救出の交渉人として派遣された厳格な外交官と、過去の拉致事件で人質を死なせてしまった経験を持つ一匹狼の工作員という、性格も立場も違う二人を体現しているファン・ジョンミンとヒョンビンは、以前より親交があるという。ファン・ジョンミンが「ヒョンビンとは、とても仲のいい兄弟のような関係だが、今回は俳優として共演することになり、すごく嬉しかった」と語り、ヒョンビンも「仕事でご一緒するのは初めてですが、共演してみて、ファン・ジョンミンさんの映画に対する愛、情熱、それにエネルギーが並大抵ではないと強く感じた」と、明かしている。

また、9月16日から10月29日まで、TOHOシネマズ梅田本館にて、アフガニスタンでの人質交渉作戦時に着用したファン・ジョンミンとヒョンビンの劇中衣装が特別展示されることも決まった。

「極限境界線 救出までの18日間」は、2007年にタリバンによって実際に起きた韓国人23名の拉致事件を描いた作品。タリバン側は、人質と引き換えに、現在刑務所に収監されているタリバンの囚人たちの解放を要求。それがかなわない場合は、人質を全員処刑すると声明を出す。与えられた猶予は24時間。韓国外務省の外交官であるチョン・ジェホは、人質を救出するべくアフガニスタンに飛び、そこで出会った現地の国家情報院の工作員パク・デシクとともに、人質奪還のための救出作戦を練る。しかしアフガニスタン政府の協力は見込めず、情報も交錯する中、刻一刻とタイムリミットが迫る。

人質救出の交渉役として派遣された厳格なエリート外交官であるチョン・ジェホ役には、「哭声/コクソン」「ただ悪より救いたまえ」のファン・ジョンミン。極限状態にあっても諦めない交渉人を存在感たっぷりに演じる。人命を救うためには手段を選ばない現地の工作員パク・デシクを、「愛の不時着」のヒョンビンが演じ、リアルなアクションを披露する。監督は「提報者 ~ES細胞捏造事件~」のイム・スルレ。ヨルダンでの大規模なロケ撮影を敢行し、命を交渉する男たちによるサスペンスドラマを作り上げた。

【作品情報】
極限境界線 救出までの18日間
2023年10月20日(金) TOHOシネマズ 日比谷他 全国ロードショー
配給:ギャガ
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