介護保険料の還付金名目で現金約100万円をだまし取られたとして、新潟県十日町市の60代女性が9月19日までに、十日町署に被害を届け出た。十日町署は特殊詐欺事件として調べている。
十日町署によると、女性宅に9月16日、市役所職員を名乗る男から「介護保険料の還付金がある」などと電話があった。女性は十日町市内の金融機関に行き、金融機関のサポートセンターをかたる男の指示を受けながらATMを操作した。女性が明細書を見たところ、個人名義への約100万円の振り込みだったことから金融機関に相談し、被害に気付いた。