「学習机選び」は秋から始めるのがおすすめ! 学習机を置くメリット&学習机選びのポイントを解説!

来春小学校へ入学する子がいるご家庭で、ランドセルの次に気になるものといえば、学習机ですよね。ランドセルの新作が登場するのは春ですが、学習机の新作が登場するのは秋。近年の住宅事情もあり、リビング学習の場合も多いと思いますが、学習机で勉強をする環境を整えることのメリットもあります。新入学時でなくても、あらためて探している家庭は意外と多いのでは? そこで今回は、学習机選びのポイントを詳しく解説します。

そもそも学習机は必要? 学習机の役割とは?

「小学校低学年のうちはリビングやダイニングテーブルで勉強をすることが多いから、急いで学習机を買わなくてもいいかな」と考えている方も多いのでは? かくいう我が家もその口でした。そこで、まずは学習机の主な役割を確認してみましょう。

・宿題や家庭学習をするスペース

・教科書や文房具、学用品を収納するスペース

・子ども専用のスペース

我が家にも小学2年生の娘がいますが、リビング学習がメインのため、最近まで学習机の必要性を感じず、とくに用意はしていませんでした。ですが、1年生と比べて教科書はもちろん、絵の具セットや習字セット、鍵盤ハーモニカなど、スペースを取る学用品が一気に増え、収納する場所が必要になってきたのを機に、最近イトーキの学習机を購入しました。

普段なかなか宿題に取り組まない娘でしたが、驚くことに学習机が届いた日から、自ら宿題に取り組むように! いつまで続くかわかりませんが(笑)、嬉しい効果でした。今のところ、絵を描いたり、友達に手紙を書いたり、好きなぬいぐるみなどのコレクションを並べたり、自分だけの専用のスペースを満喫している様子なので、購入した甲斐があったかなと思っています。

学習机を置くメリット・デメリット

メリット

勉強のスイッチが入りやすく、集中して取り組める

弟や妹など兄弟姉妹がいる場合は、リビングで勉強していてもちょっかいを出されて中断することが多く、その度に集中力が途切れてしまいます。また、学習机で勉強をすることが習慣として身につけば、スイッチが入りやすくなります。

学習環境が整う

ダイニングテーブルで宿題をしている場合、夕飯の準備と時間が重なりがち。お互いの空間を分けることで学習環境が整います。パーソナルなスペースに向かうことで、遊びの時間と勉強の時間を分けることができるので、気持ちの切り替えもしやすいのかもしれません。

整理整頓が身につく

学習机には引き出しや本棚、ワゴンなど、収納機能がついています。引き出しにはノート。筆記用具をしまい、本棚には教科書を置くなど、子どもでも整理整頓しやすいのが学習机のメリットです。ダイニングテーブルなどで勉強はできても、学習道具を置く場所は別に用意する必要があるため、収納と机を一体化した学習机のほうが合理的ともいえます。

デメリット

子ども部屋に学習机がある場合、親はチェックするのが大変

小学生低学年はとくに、宿題も学校の準備も親がサポートしなくてはならないことが多く、そのたびに子ども部屋に行く面倒があります。

リビングに学習机を置いた場合、雑然としがちでリラックスしにくい

逆に、リビングに学習机がある場合は、子どものものが散乱するなどして、家族のくつろぐスペースが崩れてしまう可能性も。

学習机を選ぶときの注意点

昔ほど大袈裟でなくカジュアルなタイプが増えたとはいえ、大きな家具である学習机は慎重に選びたいもの。学習机を選ぶときに注意したいポイントを挙げます。

置き場所に注意

長く使うことを前提に作られた学習机は、たいがい大きく重いため、組み立てや解体、移動に手間がかかります。子ども部屋に置くのか、リビングに置くのか、置き場所によっても選ぶタイプは変わってきます。最近ではリビングに置いても圧迫感のないデザインのものもあるので、まずは場所を決めて選ぶことがポイントです。

デザインに注意

学習机は小学生の間だけでなく、中学生、高校生、大学生と成長しても十分に使えるしっかりとした作りが特徴です。子どもが現時点でかわいい・かっこいいと思うものを選ぶと、大きくなってから使うのは厳しいかもしれません。飽きても買い替えや処分が簡単にできないため、家のインテリアも含めて検討しましょう。近年の学習机は大人になっても違和感なく使える、シンプルなデザインのものも多く見つかります。

結果、我が家の場合は…「学習机は子ども部屋にあるけど、宿題は食卓で」のデュアル式

我が家はリビングと子ども部屋の階が違うため、今のところ子ども部屋に置いた学習机は、絵を描いたり、好きな制作をしたりする娘の趣味のスペース。宿題やチャレンジタッチなどの家庭学習は、テーブルに置くだけの傾斜台なども活用して、ダイニングテーブルで行っています。

大きな学用品やすぐに使わない教科書などは学習机に収納し、細かい文房具やランドセル置き場は、キャスター付きのラックを用意して、ダイニングテーブルの近くに設置しています。学年が上がり、自分で勉強ができるようになったら、もっと学習机を活用できるのではと期待しています。


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参考:

「学習机選び」は秋から始めるのがオススメ!?/神戸新聞NEXT

学習机はいらない!小学校入学したらリビング学習するメリットと準備品/子育てママのHAPPY☆ふようらいふ

【2023最新】新入学児必見!近年のトレンドに見る学習机の選び方/学習机評論家のオススメ

【子どもの学習机は必要?】失敗しない選び方のポイントと購入のタイミング /こそだてまっぷ


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まとめ

保育園や幼稚園だった頃とは違い、小学生になると毎日宿題があります。我が家は結局、子どもが小学2年生になってから学習机を購入しましたが、「学習机はダサい」、「無駄なものがいろいろ付いている」なんていう話は、過去のことだと実感。大人になっても使えるような、シンプルなデザインや素敵なものがたくさんありました。 学習机は、子どもが小学校に入学してからゆっくり検討してもいいと思いますが、新作が出揃う秋に、メーカーのWebサイトなどで一度チェックしておくのがおすすめ。ぜひ、理想の学習机を探してみてくださいね。 文/Ai Kano

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