シニア世代の社会参加を促進しようと、ボランティア活動に関するセミナーが１９日、宇都宮市で開かれました。
シニアセミナーは、高齢者の社会参加を手助けする、とちぎ生涯現役シニア応援センター「ぷらっと」が去年から開いているものです。
セミナーはボランティア活動をテーマに、上三川町社会福祉協議会の職員が講師を務め、６０代から８０代の男女およそ２０人が参加しました。講師は、上三川町で実際に行われている外出の支援や、文章を点字に訳すなどのボランティア活動を紹介しながら、ボランティアだからこそできるきめ細やかな支援が必要だと話しました。
上三川町社会福祉協議会のボランティアセンターに登録している１３４人のうち、９１人は６５歳以上で、シニア世代は豊富な人生経験や人脈をいかした支援ができるということです。
参加した人たちはボランティア活動のはじめ方や心がまえについて熱心に耳を傾けていました。
