マイクロソフトのXbox、F1日本GPよりアルピーヌF1のオフィシャルコンソールパートナーに就任

 BWTアルピーヌF1チームは9月18日、米国マイクロソフト社の家庭用ゲーム機『Xbox』がチームのオフィシャルコンソールパートナーに、そして同社が提供するゲームサブスクリプションサービス『Xbox PC Game Pass』がオフィシャルパートナーに就任したことを発表した。このパートナーシップは複数年契約となり、9月22日から開催される2023年F1第17戦日本GPをはじめ、一部のレースでマシンなどにロゴが掲示される。

「本日のアルピーヌF1との発表は、スポーツを愛する世界中のより多くのファンにリーチするための我々の取り組みを継続するものだ」と、Xboxのゲーミング・マーケティング担当CVPを務めるジェレット・ウェストはコメント。

「モータースポーツは、世界で最もエキサイティングなスポーツカテゴリーのひとつであり、レースのスリルを味わうために集まる多様なファン層を擁している。 XboxとアルピーヌF1は、多様性、公平性、包括性という点で共通の価値観を持ち、このエキサイティングなパートナーシップを通じて、ゲームとレースの楽しさとコミュニティを世界中のより多くの人々にお届けできることを楽しみにしている」

 また、アルピーヌF1でスポンサー・パートナーシップ・コミュニケーション担当副社長のデビッド・ジェンドリーは「ゲーム業界のリーダーであるXboxとパートナーシップを組めることを大変嬉しく思う。過去数年にわたり、私たちはいくつかのプロジェクトで提携し、世界中のファンに向けて成功を収めてきた。この経験を、マイクロソフトとXboxの共通の価値観の基礎の上に構築された、より長期的なパートナーシップに統合できることを誇りに思う」とコメントしている。

 マイクロソフト社の『Xbox』は他にも、イングランドとフランスのナショナルサッカー連盟、全米女子バスケットボール協会(WNBA)のニューヨーク・リバティ、アトランタ・ドリームなど、さまざまなプロスポーツとパートナシップを結んでいる。

2023年F1日本GPよりアルピーヌF1の車両に掲示される『Xbox PC Game Pass』のロゴ

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