スポーツ功労賞を真田選手に授与 県が発表 全米オープン車いすの部男子ダブルス優勝

真田卓選手

 栃木県は19日、今月のテニスの四大大会、全米オープン車いすの部男子ダブルスで優勝した真田卓(さなだたかし)選手(38)=那須塩原市出身=に対し、知事特別表彰の「県スポーツ功労賞」を授与すると発表した。真田選手の受賞は3回目。

 全米オープンに初出場した真田選手はステファン・ウデ選手(フランス)とペアを組み、四大大会を制覇した。同功労賞の授与式の日程は今後決定する。

 真田選手は2012年のロンドン大会からパラリンピックに3大会連続で出場。16年のリオデジャネイロ大会と21年の東京大会では男子ダブルスで4位入賞を果たし、それぞれ同功労賞を受賞した。これまでのスポーツ功労賞の受賞者は真田選手を含め個人38人、4団体。

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