スポーツ大会の運営補助 県がボランティア制度 対象15歳以上、審査経て登録

栃木県庁

 地域活性化に向けてスポーツ大会やイベントの誘致を目指す県は19日までに、県内開催を促進する取り組みの一環として「県スポーツボランティア制度」を創設した。登録者や、制度を活用する大会主催者などを募集している。

 昨年の「いちご一会とちぎ国体・とちぎ大会」では、延べ約7千人のボランティアが運営を支えた。県は両大会のレガシー(遺産)として、ボランティアの輪を広げたい考えだ。

 県スポーツ振興課によると、ボランティアには県や県教委が主催・後援する大会や催しのほか、知事が認めた大会などの運営を補助してもらう。15歳以上(中学生除く)が対象で、申請後に審査を経て登録される。

 主催者側はボランティアを活用したい場合、大会や催しの概要などを記した依頼書を提出する。県が認めれば、登録者に依頼書の情報が提供される。(問)同課028.623.3604。

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