【9月ベストシーズンの国内旅行先】茨城県の栗・千葉県の梨・愛知県のぎんなんなど今が旬のグルメを味わう土地5選

この連載では、毎月、その月にベストシーズンを迎えるおすすめの国内旅行先をピックアップしていきます。9月第3週は、そのときが旬のグルメをチェック! 鮭がおいしい「北海道」、戻り鰹が豊富な「宮城県」、栗の生産量日本一の「茨城県」、梨の生産量日本一の「千葉県」、ぎんなんの名産地「愛知県」を紹介します。

日本一の漁獲量「鮭」【北海道千歳市】

出典:農林水産省Webサイト

国内で水揚げされるサケマス類の約9割を占める北海道。秋鮭の旬は9月〜10月です。千歳市には、北海道が誇るサーモンの魅力や北海道の食文化・観光資源を日本・世界へ発信する施設「サーモンパーク千歳」があります。

鮭を使ったグリル料理や海鮮丼、ラーメンなどが食べられる飲食店のほか、鮭の加工品やちゃんちゃん焼きのたれ、石狩鍋のもとなどを販売している店舗があり、鮭三昧を楽しめるスポットです。

サーモンパーク千歳

住所:北海道千歳市花園2-4-2

営業時間:9:00〜17:00

休業日:年中無休

公式サイト:https://www.salmonpark.com/index.html

日本トップの水揚げ量「カツオ」【宮城県気仙沼市】

写真提供:宮城県観光プロモーション推進室

宮城県気仙沼市は、生鮮カツオの水揚げ26年連続日本一。9月頃から三陸沖で漁獲される「戻り鰹」は脂がたっぷりのるので「トロ鰹」ともいわれるそうです。

市内には、刺身や寿司はもちろん、漬け丼、カルパッチョ、ラーメンなど、カツオを使った料理を楽しめるお店が多数あります。

気仙沼かつおメニュー2023

https://kesennuma-kanko.jp/katsuo2023/

栽培面積日本一!「栗」【茨城県笠間市】

©️茨城県

茨城県は栽培面積・出荷量ともに全国第1位。中でも笠間市は、栽培面積と栽培経営体数が全国で最も多い代表的な栗の産地です。

2023年9月29日(金)、30日(土)、10月1日(日)の3日間は、笠間芸術の森公園イベント広場で「かさま新栗まつり」が開催されます。笠間の生栗、焼き栗、オリジナルモンブランから和菓子、洋菓子、カフェや栗料理のお店から、栗をテーマにした笠間焼や染織、木工などのハンドメイド作品まで、多彩なブースが出店。

30日(土)には、全国の栗産地からモンブランを集め、人気No.1のモンブランを決める「全国モンブラン大会」が行われ、会場で各産地のモンブランと栗商品も販売されます。

かさま新栗まつり

開催日:2023年9月29日(金)、30日(土)、10月1日(日)

時間:9:00〜15:00※ 雨天決行

会場:笠間芸術の森公園イベント広場(茨城県笠間市笠間2345)

公式サイト:https://kasamashinkuri.wixsite.com/home

スイーツも楽しめる「梨」【千葉県】

©️(公社)千葉県観光物産協会

千葉県は土壌条件、気象条件に恵まれた梨の栽培適地で、栽培面積、収穫量(生産量)、産出額ともに、日本一を誇ります。9月は豊水、あきづき、新高、そして新品種の秋満月が旬を迎えます。

千葉県内には、梨狩りができる農園や新鮮な梨の買える直売所のほか、ケーキやパン、和菓子などのスイーツを販売するお店もあります。

千葉の梨は日本一|千葉自賛

https://nashi.chibajisan.jp/

銀杏ういろや銀杏焼酎もある「ぎんなん」【愛知県稲沢市】

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愛知県稲沢市祖父江町は、日本有数のぎんなん産地。山崎地区を中心に樹齢100年を超える大樹を含め、1万本を超えるイチョウの樹が点在しています。祖父江のぎんなんは、丸形で大粒なのが特徴です。

市内には、ぎんなんを使った料理が食べられる飲食店のほか、銀杏ういろ、銀杏きしめん、銀杏焼酎といったお土産を買えるお店も。「祖父江ぎんなん」を用いた料理や加工品を提供する店舗をまとめた、「祖父江ぎんなん街道」もあります。

祖父江ぎんなん

https://www.ja-aichinishi.or.jp/ginnan/

9月にベストシーズンを迎えるおすすめの国内旅行先を5カ所紹介しました。旅行の予定を立てる際の参考にしてみてくださいね。

※2023年9月18日時点の情報です。店舗の営業時間、イベント等の内容は変更になることもあります。最新情報は公式サイト等でご確認ください。

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