関西のテレビ局はアニメに強い!西日本最大級のアニメイベントに在阪局が複数出展 『名探偵コナン』展示や新作PV放映など

9月16日(土)・17(日)の2日間、京都市にて西日本最大級のマンガ・アニメイベント『京都国際マンガ・アニメフェア2023』(通称:京まふ)が開催された。

今年で12回目となった今回の京まふ、イベントのメイン会場・みやこめっせ(京都市勧業館)では70社以上のマンガ・アニメ関連企業が集結。出展企業は本社在京の知名度ある大手企業はもちろん、京都・大阪を中心に活動する関西圏の企業も多数見受けられた。

中でも”準キー局”とも称される在阪テレビ放送局からは「読売テレビ」と「MBS」がブースを出展しており、東京開催イベントのように在京地上波局やアニメファン御用達の局(TOKYO MX・BS11・AT-X等)が出展していなかったことから、より”関西開催ならでは”を体感できた。

読売テレビのブースでは、今回の京まふの出展企業の中で(恐らく)最も大きいビジョンを小間全面に展開しており、同社が手掛けるアニメ作品の予告編を放映した。今年でアニメ放送55周年の節目を迎えていたこともあり、アニメへの本気度がうかがえる仕掛けとなっていた。

ブース内では同局が誇る大人気アニメ『名探偵コナン』シリーズの歴史年表が大きく掲示されていたほか、『MIX』シリーズと『僕のヒーローアカデミア』シリーズのコーナーではリアリティあるスタンディの展示も行われていた。

このほかにも『お嬢と番犬くん』といった同局が製作参画を行っている秋アニメや、アニメ化決定作のビジュアルが掲示されていたり、各種フライヤーの配布も実施したりしていた。

一方、深夜アニメ枠”アニメイズム”の製作として知られているTBS系列の「MBS(毎日放送)」では映像に特化したブース展開がなされていた。会場中心には大きなディスプレイが用意され、『デキる猫は今日も憂鬱』などの現在放送中の夏アニメから今後放送予定の秋アニメまで幅広い数のPV・予告映像を放映。

会場周辺では関連タイトルのフライヤーを手渡し配布するなど、多数のアニメ作品を製作・放送するMBSならではのプロモーションが展開されていた。ちなみに、在阪局の他にも開催地・京都のテレビ局「KBS京都」も小規模ではあったが出展していた。(=現場取材班)

© 合同会社サブカル通信社