ニューカッスルのエディ・ハウ監督が、自身のチャンピオンズリーグ(CL)初陣を振り返った。『UEFA.com』が伝えた。
19日、ニューカッスルはCLグループF第1節でアウェイでミランと対戦した。
ハウ監督にとっては初のCLの舞台。チームとしても21年ぶりの舞台となり、大きな注目が集まった。
ミランから今夏ニューカッスルに移籍したイタリア代表MFサンドロ・トナーリが凱旋するという点でも注目された試合だったが、立ち上がりはミランが押し込む展開に。ただ、ニューカッスルもしっかりと守り、徐々に盛り返していく。
共にゴールを奪えない中で、ニューカッスルは徐々に勝ち点1を目指す戦いにシフト。ミランが圧倒的に押し込んだが、0-0のゴールレスドローに終わった。
ハウ監督は初陣を振り返り、決して引いて守りたかった訳ではないとコメント。ただ、勝ち点1を獲得できたことは前向きだとし、凱旋となったトナーリのパフォーマンスも称えた。
「深いところで守ることを目指したわけではない。守備は少しルーズだったが、試合中は18ヤードのボックスを完璧に守っていた。自分たちが成長し、改善できることはわかっている。次の試合に向けて、とても前向きになれる」
「サンドロ(・トナーリ)は良い仕事をした。彼にとっては、非常にエモーショナルな試合だった。前半良くやってくれたし、多くの場面で我々を助けてくれた」
「この結果に失望しているわけではない。おそらく、少し運が足りなかったのだろう。この大会で前に進むためには、もっと良くする必要があるが、マイナスの面に焦点を当てないようにしたい」
「我々は改善し、次の試合では違うニューカッスルを見ることになるだろう」
一方で、パリ・サンジェルマン(PSG)、ドルトムントとも同居する死の組とも言われるグループで戦う中、この勝ち点は大きなものになると見解を示した。
「勝ち進むことを目指さなければいけない。勝ち点が何点必要かはわからないが、アウェイでの勝ち点は確かに貴重だ」