「みんなの希望と光に」珍しい“白いワニ”、名前は「きぼう」「ひかり」に決定=静岡・熱川バナナワニ園

静岡県東伊豆町の熱川バナナワニ園に2023年6月末に寄贈された2頭の白いイリエワニの名前が、「きぼう」と「ひかり」に決まったと9月20日発表されました。

この2頭の白いワニは、愛好家が2007年6月タイから輸入し16年間育てた後、園に寄贈しました。2頭ともメスで、全長約170センチ、体重約15キロ、推定年齢は17歳。突然変異で白くなり、希少な種類だということです。7月15日から一般公開されています。

熱川バナナワニ園は、来園者を対象に8月2日から9月18日まで2頭のワニの名前を募集したところ、1516通の応募がありました。

そして選考の結果、東京都の木村絵美さんの「きぼう」と「ひかり」が採用されました。木村さんは「珍しい白ワニ。きっとみんなのきぼうとひかりになる」という思いを込めて応募したということです。

9月20日に創設65周年を迎えた熱川バナナワニ園は「園の新たな希望と光となってくれる2頭の成長が楽しみです。たくさんのご応募、ありがとうございました」とコメントしています。

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