50セント、デトロイト公演にエミネムが飛び入り参加

現在【ファイナル・ラップ・ツアー】で全米各地を巡っている50セントが、デトロイト公演にエミネムを呼び、集まったファンを驚かせた。

現地時間2023年9月17日、50セントが2003年の「Patiently Waiting」のバースを披露すると、パーカーを着たエミネムがステージに登場し、名リリックで観客を大いに喜ばせた。勢いに乗った2人は、【グラミー賞】に輝いた「Crack a Bottle」をドクター・ドレー抜きでパフォーマンスした。

「デトロイトのみんな、俺が知る最高の友人の一人、50セントのためにに歓声を上げてくれ!」とエミネムは話し、「ヒップホップの50周年のために騒ごう。ヒップホップ50周年のお祝いはまだ続く。デトロイト、愛してる!」と続けた。

エミネムは、50セントが2003年に『ゲット・リッチ・オア・ダイ・トライン』をリリースする前に自身のシェイディ・レコードと契約した。過去20年間、2人は「Gatman & Robbin」「My Life」「Is This Love」などでコラボしてきた。

今年初めに公開された米ビルボードのカバー・ストーリーで、50セントはエミネムとの関係性がどのように進化してきたかについて語っていた。「エムは、俺のような口のきき方はしない、ただそうなんだ」と50セントは述べ、「彼が謙虚な性格だからで、俺に電話してきて、お願いがあるんだけど、一緒にこの曲でラップしないかって聞いてくるんだ。俺としては“君のレーベルに所属してるだろ?なんでもやるよ”って感じだけど、彼は“お願いがあって、これを一緒にできたら最高だとずっと思ってた”といつも聞いてくる。“もちろん”と俺は言ってるけどな」と説明していた。

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