メルシャンは20日、日本ワインの売り上げ1本につき10円を秋田、福島、山梨、長野4県の行政機関などに寄付すると発表した。10月1日~11月10日に販売する約50品が対象で、産地強化に役立ててもらう。
日本ワインは、国産ブドウを100%使用し国内で生産したもので、海外の品評会でも評価が高い。ただ、国内では輸入ワインや海外原料の商品が多く流通しており、日本ワインの消費と生産を後押ししたい考えだ。
寄付金は人手不足解消や生産技術開発への投資などに充ててもらう。寄付先は秋田県横手市内の生産組合、福島県会津美里町、山梨県、長野県上田市と塩尻市を想定している。