バイエルンのイングランド代表FWハリー・ケインがチャンピオンズリーグ(CL)のマンチェスター・ユナイテッド戦を前にして、コメントを残した。『UEFA.com』が伝えている。
今夏、長きにわたって在籍してきたトッテナムを離れ、ブンデスリーガ王者のバイエルンへと移籍したケイン。リーグ戦ではここまでの4試合で4ゴールを記録するなど、早くも新天地で結果を残している。
そんな中、20日に迎えるのがCLのグループステージ第1節マンチェスター・ユナイテッド戦。ケガ人が続出しているユナイテッドはリーグ開幕戦から2勝3敗と不調に陥っているが、そんな相手こそ注意が必要だとケインは主張している。
「彼らは最近、厳しい時期を過ごしているが、時にそれがチームを危険な存在にすることもある。彼らはその状況をどうにかしたいと思っているからね。ホームだし、試合をコントロールしたいと思っているが、彼らのプレーには気をつける必要がある」
「試合は毎回違うものだから、今の状態は考慮しない。苦しい時期を過ごしているチームが大きな結果を出すこともある。だけど、僕たちはスタートから優位に立つ必要がある」
また、ケインはバイエルンでの新たな生活についても言及。トーマス・トゥヘル監督とどのように接しているかも明かし、さらなる成長を誓っている。
「来る前からバイエルンの大きさは知っていたし、今は新しい環境を楽しんでいる。まだ完全に慣れたとは思っていない。代表戦や子供が産まれる関係でイングランドに戻っていたからね。でも、シーズンを通して、クラブのことをもっと知ることができるし、これまで活躍してきたビッグネームと話すこともできるだろう」
「(僕とトゥヘル監督は)他の選手たちと同じように良い関係を築けている。彼は常に僕を向上させようとしてくれる。新入りだからといって特別扱いされることはない。彼のような監督からは多くのことを学べる。彼はいくつかのビッグクラブを率いてきたし、そこで成功を収めてきた」
「僕は常に学び、自分のプレーを向上させるための方法を見つけたいと思っている。彼は僕のスタートには満足してくれていると思うけど、シーズンを通して向上し続けられることは分かっている」
