「全員、二刀流。」のポスターが話題 JR九州硬式野球部の1日の過ごし方とは?【FORZA KITAQ】

「FORZA KITAQ(フォルツァキタキュー)」は、小倉北区のコミュニティFM放送局「FM KITAQ」で毎週金曜日17:00~18:55に北九州のスポーツの話題をメインに、釣り情報をお伝えするコーナー「週刊つりニュース」などをお届けする番組です。ラジオを聞き逃した人のために、放送された番組の内容を『北九州ノコト』で振り返ります。

「世界と闘える、会社員がいる。全員、二刀流。」

このキャッチコピーと、野球・仕事両方のユニフォームを身にまとった選手達の姿が「かっこいい!」と、SNSをはじめとしたインターネット上で評判となった画像。これは9月20日から5日間、北九州市民球場と県営春日公園野球場で開催される第48回社会人野球日本選手権大会・九州地区最終予選のメインビジュアルです。

7月には北九州市民球場正面にバナーが掲出され、JR小倉駅3階改札前にも大きなパネルが設置されているのでご覧になった方も多いのではないでしょうか。

そのビジュアルのセンターを飾るのは、北九州市を活動拠点とし、九州地区最終予選に出場するJR九州硬式野球部主将の山田遼平選手です。

2023年9月15日放送は、山田選手と大会運営を担当する日本野球連盟九州地区連盟事務局の浅野翔太郎さん(毎日新聞西部本社事業部)をゲストに迎え、JR九州硬式野球部の活動から大会の概略などについて話を聞きました。

午前中は練習、午後は勤務

山田選手は長崎県出身。瓊浦高校から群馬県の上武大学に進み、全日本大学野球選手権や明治神宮野球大会に出場。今年がJR九州硬式野球部での5年目になります。2022年の東京スポニチ大会では打撃賞を獲得。今年7月に東京ドームで開催された都市対抗野球には、福岡市代表の西部ガスの補強選手として出場しました。

(日本野球連盟九州地区連盟提供)

社会人野球の選手達はどんな一日を過ごしているのかが気になるところですが、チームによって色々なパターンがあるそうで、JR九州硬式野球部の選手達は午前中に練習、午後から所属部署での勤務を基本に毎日を過ごしています。小倉駅や黒崎駅、門司港駅などで勤務している選手もいるので、ひょっとしたらみなさんも見かけたことがあるかもしれませんね。

朝早く起きて練習に向かうため、午後10時にはだいたい寝ているということです。夜遅くまで外食したり遊びに行ったりということはなかなか出来ないそうで、やはり野球と仕事の両立のためには、規則正しい生活は基本のようです。

アスリートといえばパフォーマンス維持、向上のための食生活も重要。JR九州硬式野球部は寮の食事がおいしく、JR九州たまごファームが生産する、高品質で評判の「うちのたまご」も食べ放題とのこと。JR九州ならではのポイントもしっかり紹介してくれました。

(日本野球連盟九州地区連盟提供)### 九州地区予選から2チームが全国へ

九州地区予選から第48回社会人野球日本選手権大会(11月3日から19日まで京セラドーム大阪とほっともっとフィールド神戸・予定)出場への切符は2枚。仕事と野球「二刀流」の選手達が繰り広げる熱い戦いを皆さんも見てみませんか?

北九州市民球場では 9月23、24日に試合と合わせて家族で楽しめる様々なイベントも開催されます。詳細は大会公式HPで確認できます。

より詳しい放送内容はFM KITAQのYouTubeチャンネルからご覧いただけます。

(FM KITAQ・FORZA KITAQ担当:東恭子)

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