コロナワクチン「秋接種」始まる 多い人で7回目 あなたは打つ? 半分の予約が埋まる自治体も

新型コロナウイルスの感染拡大が懸念される中、20日から全国で新型コロナワクチンの秋接種が開始されました。多い人では7回目のワクチン接種となります。

20日から全国で始まった新型コロナワクチンの秋接種。このうち、20日だけでおよそ340人の事前予約があった愛知県岡崎市の接種会場では初日から多くの人が接種を受けていました。

(接種した女性)
「お店をやっているからコロナになると困るので。ちょっと安心しましたね」
(接種した男性)
「(副反応は)腕が痛いとか頭がふらっとするのは時々あったけど、せっかく国が無料で打ってくれるならやろうかなということで打ちに来た」

20日からの接種では、オミクロン株の一種であるXBB1.5に対応した新しいワクチンが使われ、生後6か月以上で、前回の接種から3か月以上経過していれば、誰でも無料で打つことができます。

このところ増えている新型コロナの感染者。街の人は。
(30代女性)
「つい先日家族が(コロナに)なりました」
(50代女性)
「周りで(感染者が)増えているよっていうのは、病院の先生たちから色々と聞いています」

新型コロナが5類に移行され、対策が緩和された5月以降、愛知県では増加傾向が続いています。ワクチン接種について街で聞いてみると…

(10代男性)
「打つかもしれない」「マスクを外してまた(感染者が)増えたと思うので一応、感染防ぐために」
(30代女性)
「私は打たないかもしれない」「副作用がきつくて。前回きつかったんで頭痛くて熱が出てしまって」
(50代女性)
「昨日まではやめようと思っていたんですけど、今日ニュースで新しい変異株用に今度のワクチンが対応だとテレビでやっていたので、少し考えてからまた決めようかなと」

岡崎市では、20日から来月15日までの間で用意したおよそ4600人分の接種枠に対し、今のところほぼ半数にあたる2288人が予約をしたということです。

(岡崎市 ワクチン接種推進室 竹内雅晴係長)
「高齢者の方、基礎疾患がある方、そういった方々にまずは(ワクチンを)打っていただくということを国としても進めているので打つ方、打つのを控える方というのはご本人の判断ということで、(市としては)情報をしっかり出して検討してもらっているところ」

多い人では 7回目となる今回のワクチン接種。愛知県全体では20日以降、県内およそ2780の医療機関と22の集団接種会場で来年3月まで行われる予定です。

© CBCテレビ