木造建築工事のインディゴデザイン 破産手続きを開始 負債1億8100万円

破産情報

帝国データバンク水戸支店は20日、木造建築工事業のインディゴデザイン(茨城県水戸市千波町)が水戸地裁から破産手続き開始決定を受けたと発表した。決定は13日付。負債は約1億8100万円。

同社は2016年12月に設立。一般個人住宅の新築工事や増改築工事を手がけ、ピーク時の21年3月期は年約1億3800万円を売り上げた。新型コロナウイルス感染拡大や、海外需要の拡大で木材価格が急騰した「ウッドショック」の影響を受け、22年3月期は受注が鈍り業績が低迷。受注見込みの案件もキャンセルになり、資金繰りのめどが立たなくなったことから同年6月末までに事業を停止していた。

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