自民安倍派、1人減で99人に 新体制移行後、初の退会者

 自民党最大派閥の安倍派(清和政策研究会)は20日までに持ち回りで常任幹事会を開き、土井亨衆院議員(宮城1区)の退会を認めた。所属議員数は衆院59人、参院40人の計99人となる。塩谷立座長をはじめとする合議制の常任幹事会による派閥運営に移行後、退会者が出るのは初めて。

 土井氏は新体制に不満を示し、今月13日に塩谷氏に退会届を提出していた。今後は無派閥で活動する意向を示している。

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