ケンミンSHOWにも登場!香川・高松市で70年以上愛され続ける元祖きも玉焼

旅人へひとこと

鶏の肝を使ったお好み焼き・きも焼の発祥店である『お好み焼きふみや本店』をご紹介します

お好み焼きふみや本店

高松市内では鶏の肝を使ったお好み焼き“きも焼”を提供するお店がいくつかありますが、実は『ふみや』の初代店主が考案者。現在は初代店主の息子である2代目が、その伝統の味を守っています。

鶏の肝を使ったお好み焼きは全国的にも珍しく、テレビ番組「秘密のケンミンSHOW」などのメディアでも取り上げられています。

ちなみに、お店は高松琴平電気鉄道 瓦町駅から徒歩5分ほどの所にあります。

店内はコの字型のカウンター17席のみ。お店の看板、庇、のれん、そして椅子までもが同じ赤色で統一されています。絶妙に年季の入った赤色、コの字型カウンター、内側の鉄板…。どれも味のある雰囲気でたまりません。

高温で焼きあげたカリカリの「きも玉焼」

先代店主が考案した「きも玉焼」。たっぷりの鶏肝を使い、牛脂で揚げ焼きに近い焼き方をしています。脂っこいのかと思いきや案外そんなことはなく、食べていても気にならないほど。

「高温で一気に焼くから見た目ほど脂っこくならない。天ぷらと似た原理と思ってもらえたらわかりやすいかな」(店主)

できあがると、目の前の鉄板にドーンとサーブ。できたて熱々のお好み焼きをヘラですくって食べるシステムです。

ソースは高松市内にある老舗調味料メーカー『神崎屋』製造のオリジナル。『神崎屋』さんの商品は高松市内の一部スーパーでも購入できますが、このソースはお店でしか味わえない激レア品。オリジナルなだけあって、「きも玉焼」によく合います。

冬には「かき焼」も登場

海鮮を使ったメニューが豊富な点も見逃せません。

特におすすめなのが、11月~2月頃限定の「かき焼」。香川県で牡蠣の漁場として知られる高松市牟礼町、さぬき市志度周辺で獲れたものを使用しています。「かき焼」を提供する時期だけ訪れる方がいらっしゃるほど、根強いファンがいるとか。冬に高松に来られた方はぜひ味わってみてはいかがでしょうか。

お店のルール遵守を

お店のルールといっても何も難しいことはありません。大人1人につき1枚は注文すること(1枚を複数人でシェアするのはNG)、マヨネーズや青のりはないのでソースのみで味わうのがルールです。また、酒類の提供はありません。トキワ新町にはおいしいお酒を提供するお店がいろいろあるので、はしごしてみてくださいね。

お好み焼きふみや本店

〒760-0052 香川県高松市瓦町2丁目2-35

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*この記事は2023年8月時点の情報を基に作成しています。

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ライター:すぎゆう

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