豪華客船の寄港 ろうそくで彩る 玉野・宇野港でキャンドルナイト

ライトアップされた客船とろうそくの明かりに包まれた宇野港第一突堤

 玉野市の宇野港で19日夜、米クルーズ会社が運航する豪華客船「ナショナル・ジオグラフィック・レゾリューション」(1万2786トン、バハマ船籍)の寄港に合わせ、ろうそくの明かりで港を照らす「キャンドルナイト」が行われた。

 クルーズ船誘致を進める「宇野港航路誘致推進協議会」の歓迎イベント。停泊した第一突堤緑地に約250個のろうそくを使って星マークと「UNO」の文字を描いた。

 日没後、ろうそくの火とライトアップされた客船が幻想的な風景をつくり家族連れやカップルらが楽しんだ。母親と訪れた男子児童(7)は「すごくきれい」と喜んでいた。

 同港への外国船籍の客船寄港は新型コロナウイルス禍で3年以上途絶えていたが、今春以降回復し10隻目。キャンドルナイトは約4年ぶりで、同船は20日朝、広島に向けて出港した。

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