【新型コロナ】新たな変異株に対応したワクチン 接種はじまる

新型コロナウイルスの感染者が再び増加する中、新たな変異株に対応したワクチンの接種が20日から始まりました。

生後6か月以上の人を対象にはじまったのはオミクロン株「XBB」系統に対応したワクチンです。街の人の関心は…

■接種予定

「打ちますよ。危ない、かかったら」

■接種しない

「副作用がひどかったのでもう打たない。打たなくてもか からなかったので大丈夫」

■接種予定

「ワクチン受けていたから軽症で済んだと思っているので、また受けて周りにうつさないようにしたい」

■接種しない

「もう打たない。ワクチンを打ってしんどくなったことがあって、熱が出て、会社も休むからもういいかなと」

新型コロナウイルスの集団感染が学校で発生しています。広島県によると、19日と20日で4つの小・中学校が学年閉鎖や学級閉鎖になっています。また、広島市内では一週間あたりの感染者が、ここ一か月で200人あまり増えているということです。増加傾向の中、ワクチン接種の予約状況はどうなっているのか医師に聞きました。

■水入クリニック 水入寛純 院長

「予約はまだ入っていなくて、一番早くても来週26日からになっている。」

予約が入っていない理由として、接種券が自宅に届いていないことや世間の関心が薄れていることなどが考えられると話します。

■水入クリニック 水入寛純 院長

「同じオミクロン株の中でもさらに細かく分かれた系統が流行の中で変わってきているので、最新のものにしないと古いものを打っても効きが悪い。

医師も最新のワクチンの接種を呼びかけます。

■水入クリニック 水入寛純 院長

「お年寄りの方や基礎疾患がある方がかかると重篤化するということは前と変わらずある。自分のこともそうだが、人にうつさないことも考えてぜひ打っていただければ」

来年3月末までは無料でワクチンを接種できます。

集団接種は広島市内では今月28日からで、予約は20日から受け付けています。

【2023年9月20日放送】

© 広島テレビ放送株式会社