住みたい街は? 「横浜」2年ぶり1位返り咲き 首都圏居住者調査

左から横浜駅西口、武蔵小杉のタワーマンション群(いずれも資料写真)

 マンション販売の長谷工アーベスト(東京都)が首都圏居住者を対象に行った「住みたい街(駅)ランキング2023」で、「横浜」が2年ぶりに1位に返り咲いた。「武蔵小杉」や「川崎」もトップ10入り。相鉄・東急直通線の開業など交通アクセスの向上に加え、商業施設の充実など暮らしやすさが評価されたとみられる。

 1都3県に居住するモニターを対象にしたウェブアンケート形式で、7月中にメール配信し回答を得た。有効回答数は2854件。このうち県内在住は26%。年齢は20代から60代まで、家族構成は単身~4人世帯と偏りなく回答を得た。 

 現行の調査方式となった04年以降、常に上位にランクインする横浜は20年、長年首位にいた「吉祥寺」からその座を奪った。翌21年は吉祥寺と同率1位で、22年は2位に転じたものの、再びトップの座に返り咲いた。武蔵小杉も上位の常連だが、この数年は20位圏外で今回は6位にランクアップ。川崎は初めてトップ10入りした。 

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